Web業界にいるとオプトインメール、オプトアウトメールといった言葉はよく耳にするかと思います。ユーザーにメール配信の許可(Permission)を取る際にどちらにするか、など考えますよね。
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"オプトイン"と"オプトアウト"。それぞれの意味と違い説明できますか。
おそらく意味は分かるがどっちがどっちか分からなくなってしまう、という方が多いと思います。
結論から言うと、
オプトインメール:事前にユーザーの許可を取ってからメールを送る
オプトアウトメール:事前にユーザーの許可を取らずにメールを送り、受け取りたくないユーザーは解除できるようにしておく
詳しい説明はこちらに書いてあります。
その中で、
まず、オプトアウトという仕組みは、メールの送信は原則自由で、受け取りたくない受信者は個別に受信拒否通知をする形になります。つまり、受信者が、メールが届いたあとに“opt out”の手続きをすることでメールの受信を拒否するわけですね。
という説明がありますが、最近よく見かけるWEBサービスの会員登録時に「登録する」ボタンの近くに、「メールマガジンを受け取る」チェックボックスがあり、それがデフォルトONになっているパターン、これもオプトアウトだという見方が多いです。つまりユーザーが何もしなければメルマガを購読するようになっている、購読したくなれけばチェックボックスを自ら外さないといけないからです。
こうしておいた方が圧倒的に購読してくれるユーザーを多く獲得できるので、運営側の視点では当たり前かもしれませんが、ユーザー側から見ると少し強引に映るかもしれません。
この"オプトイン"、"オプトアウト"という言葉、よく逆にとらえている人がいます。
おそらくそういう人は、なんとなくイメージ的に"イン"というと、チェックボックスにチェックが入っていると感じてしまうのだと思います。私もそうでした。
「イメージの逆が正しい。」
というように覚える手もあります。これでも覚えられます。
ただ、そんな二度手間な覚え方をするより、
オプトインは、ユーザーが"イン"できる = チェックボックスにチェックを付けることが出来る
オプトアウトは、ユーザーが"アウト"できる = チェックボックスのチェックを外すことが出来る
と考えると分かりやすいです。ユーザーができるアクション基準で考えるという意味です。
すっきり。
仕事で間違えて使っていると、なにげはずかしいので覚えておいたほうがいいと思います。