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インターネット業界で働くディレクターの雑記

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本の要約サービス "filter" を使ってみた

更新日:

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10月10日に本の要約サービス "flier" がリリースされたみたい。

リリース前は全然知らなかったけど、使ってみるとこれは欲しかったサービスだと思ったので使ってみての感想を含めてあれやこれや書いてみたいと思う。
photo credit: Jody Art via photopin cc

 

flierとは?

サービス自体はすごくシンプル。

話題のビジネス書の要約が読める。それも1冊約10分程度で。(会員登録が必要。登録しなくても読めるサンプルあり)

2013年11月3日時点のラインナップは20冊。聞いたことある、最近の話題のビジネス書がほとんどですね。

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などなど。

 

読みたいなーとビジネス書はいくつもあるけど、なかなか忙しくて読む時間がない、という人にとっては、「こういうのが欲しかったんだ!」と一人ガッツポーズするくらい働くビジネスマンのニーズを満たすサービスなのでは、と思って早速使ってみた。

 

flierを使ってみて

実際に何冊か読んでみた。ブラウザでも見れるし、PDFダウンロードもできるので読みやすい方で見ることが出来る。iPadでも読みやすい。

構成としては、

  • 推奨ポイント
  • 重要ポイント
  • 評価(5段階)
  • 著者情報
  • ハイライト

となっており、すべての本で共通なのでわかりやすい。ハイライトでその本のパラフラグごとやトピックごとに要約されている。

で、使ってみて思ったのが、確かに便利なのだけど、本の内容はさらっとしかわからない(当たり前)

サービス概要を見ると、「厳選したライター」とあるので、おそらくちゃんとしたライターが要約を書いているものだと考えられる。確かに内容自体はまとまっているし、読みやすい。

ただ、やはり10分程度で読めるまでにまとめてしまうと、大部分は削られる。もちろん重要なポイントは書かれているのだが、その結論に至ったプロセス(思考の移り変わり、実験の成功失敗、他との比較など)がごそっとないため、結論がすっと入ってこない。「ああ、そうなんだ。ふーん。」という感じ。そして2分後には忘れてしまう。うーん。

そもそもビジネス書は、様々な人の体験や思考から学び、自分の仕事に実際に生かしていくことができて初めて意味があるとおもう。結論だけしっていてもその理由やプロセスがわからないと応用できないし、知識ではなく薄っぺらい情報で終わってしまう。

 

なので、この要約を読んでその本を知った気になるのは危険だなーと思った。

だからこのサービスとしての価値は、話題のビジネス書の概要をさらっと知ることができるということだと思う。そこで気になった本を実際に買って読んでみなはれと。

確かにいくつか見てみて、この本ちゃんと読みたいなという本もあった。読みたい本・読むべき本のフィルタリングとして利用できそうな感じかなと。

 

マネタイズどうするんだろう

このまま要約が読める本の数がどんどん増えていけば、ユーザー一定数は取れると思う。ビジネス書の要約を読みたいというニーズはあると思うから。マネタイズはどうするのだろう。

ぱっと思いつくのは、利用制限をかけてユーザー課金。ひと月3冊まで無料、10冊まで200円、50冊まで500円とか。うーん、自分だったら読みたい本を見つける場として利用していたら課金まではしないかなー。

あとはユーザーが集まってきてメディアとしての価値も出てこれば広告タイアップとか、筆者を絡めた特集(本ができるまでのエピソードとか本の内容を補完するインタビューとか)とかもできるようになるのかな。そしたら本を読むのとは別の価値を提供できるからそのコンテンツ目当てで来る人もいるだろうけど、難易度高そう。それは普通に本の紹介として別のメディアでもできてしまうからなー。

本の要約を集めているからこそ提供できる価値みたいなものを出していかないと、と思うわけなのです。

 

まとめ

・様々なビジネス書の要約を見れるので、気になっていた本がどんな本かを知る場として(読む本のフィルタリングの場として)は利用したい。

・要約だけで読んだ気になるのは危険。気になった本は買って実際に読んでみたほうがいい。

・様々な本の要約をまとめて、そこからどのようなユーザー体験を提供していくのか、これからウォッチしたい

 

おわり。

 

 

 

 

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