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インターネット業界で働くディレクターの雑記

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Googleが"reCAPTCHA"を提供するもう一つの理由

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Googleが提供する"reCAPTCHA"というサービスをどれくらいの人が知っているのでしょうか。
名前は知らなくても見たことある人は多いと思います。

何かのWEBサービスに登録するときやブログにコメントを書くときなどに入力させられるこれです。

recaptcha

 

これを設置する目的は、人間でなければ判別できないような見づらい文字列を表示しbotでの機械的な登録を防ぐことだと思っている人が多いと思います。

もちろんそれは正しくて、そのような目的でサイト運営者はreCAPTCHAを導入します。

 

しかしGoogleにはもう一つこのサービスを提供する目的があります。

それは、

 

『書籍のデジタル化』

 

です。reCAPTCHAのサイトにもそのように明記してあります。

”reCAPTCHA IS A FREE ANTI-BOT SERVICE THAT HELPS DEGITIZE BOOKS

 

まだピンとこない方もいるかと思いますが、どうゆうことかというと、

Googleは近年、書籍のデジタル化に熱心に取り組んでいることはよく知られています。書籍のデジタル化には、本のページをスキャンした後、OCR(光学式文字読み取り装置)を使ってテキストデータに変換する必要があります。

しかし、OCRを使っても文字を100%正確に認識できるわけではありません。読み取れなかったり誤認識してしまう文字もでてきます。このreCAPTCHAで表示される単語の画像は、この認識に失敗してしまった画像なのです。

従来であれば、認識に失敗してしまった画像は一つ一つ人間が正す、という気の遠くなるような作業を行わなければいけないのですが、GoogleはそれをこのreCAPTCHAを提供することによってユーザにやってもらっているのです。

なんてかしこい。

 

reCAPTCHAによる認証は1日2億回行われているそうです。1回にかかる時間を10秒だとすると20億秒=55万時間/日の労力が必要です。それをサービスを提供しつつユーザにやってもらうという。

 

Googleおそるべし。

 

他にもこうゆう一石二鳥な仕組みはありそう。ご存知の方いらっしゃったら教えてください。

 

ちなみに僕はこのことをこの本で知りました。

ビッグデータの入門書としてとても良書でおすすめです。

 

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